山々の景色に父母との思い出を重ねて

下元 絹恵 さん

下元絹恵さんは、昭和18年（1943年）生まれの78歳。四万川いきいき交流会でお目にかかり、梼原町での初めてのインタビューを快くお引き受け頂きました。梼原町四万川区文丸太郎田で生まれ、幼少期は「部屋子」として同じ敷地にある祖父母の家で暮らしました。

梼原に向かう

バスに揺られて

下井 とし子 さん

下井とし子さんは、昭和10年（1935年）生まれの86歳。梼原町四万川区井高のご自宅でお手製ヨモギ茶を飲みながらインタビューさせて頂きました。とし子さんが生まれたのは、ここ梼原町から遠く離れた静岡県掛川市です。

梼原の景観に

刻まれた戦前の記憶

西村 岩子 さん

西村岩子さんは、昭和７年（1932年）生まれの89歳。梼原町上成長谷に生まれ、現在は四万川区六丁にお住まいです。米寿のお祝いが飾られたご自宅で、お話を伺いました。インタビューでは、子供時代の記憶をとてもテンポ良くお話しいただきました。

「サンガンノマルケ」に

込められた家族の想い

津野 直子 さん

西津野直子さんは、昭和12年（1937年）生まれの84歳。祖父の代から三代続くご自宅にお招き頂きました。生まれてから今まで、梼原町四万川区神の山で暮らしてきた直子さん。一年間を通して、山と密接に関わり暮らしてきました。

初めて杉を

植えた日のこと

中越 友江 さん

中越友江さんは、昭和12年（1937年）生まれの85歳。８人兄弟姉妹の次女として生まれ、幼少期は「部屋子」として祖父母の住む離れで暮らしていました。二十歳になった昭和32年（1957年）、四万川区坂本川から、現在お住まいの四万川区井高に嫁いできました。

牛と人がつくる

東川の景色

白石 彦三郎 さん

白石彦三郎さんは、大正15年（1926年）生まれの95歳。彦三郎さんが生まれ育った梼原町四万川区東川のご自宅でインタビューをさせて頂きました。彦三郎さんは、今では梼原町で数少なくなった土佐赤牛の生産農家です。

「父親は一年中、

炭を焼いていたね」

明神 孝義 さん

明神孝義さんは、昭和22年（1947年）生まれの75歳。現在は、梼原町に住みながら、愛媛県鬼北町の森林で伐採作業に従事されています。当時の暮らしぶりを思い出しながら、かつて少年であった明神孝義さんの目に映っていた山の様子を語っていただきました。

「山は作って喰うところじゃった」

高橋 俊清 さん

高橋俊清さんは、昭和３年（1928年）生まれの94歳。梼原町を流れる四万川川の最上流部に位置する四万川区奥井桑にお住まいです。生まれてから現在まで、奥井桑で山と共に暮らしてきました。

源一じいさんが

伝えたかった山仕事

中岡 幹雄 さん

中岡幹雄さんは、昭和20年（1945年）生まれの78歳。梼原町茶や谷に生まれ育ちました。家の背後には深緑の杉林が広がり、軒先には手入れの行き届いた田畑が広がっています。

稲木に架かる

ソバの記憶

中岡 広美 さん

中岡広美さんは、昭和22年（1947年）生まれの76歳。梼原町四万川区坪野田で生まれ、高校卒業まで暮らしました。４人兄弟姉妹の広美さんは、小学校２年生から炊事や子守をして家族と助けたと話します。

空を飛ぶ

草の記憶

中越 隆綱 さん

中越隆綱さんは、昭和９年（1934年）生まれの89歳。「梼原町の奥の奥」と呼ばれる梼原町四万川区下井桑に生まれ、子供の頃から草刈りや農作業をして家族を助けました。